・明日から全国地域サッカーリーグ決勝大会決勝リーグ

30日から始まるサッカーJFLへの昇格を懸けた地域リーグ決勝大会・決勝リーグ(埼玉県熊谷スポーツ文化公園)に、バンディオンセ神戸が挑む。3年連続の挑戦で、悲願の昇格へ意欲を燃やしている。

 バンディオンセ神戸は将来のJリーグ入りを目指して、2年前にセントラル神戸からクラブ名を改称。運営会社を立ち上げるなど、組織強化を進めてきた。

 現在、セントラル神戸時代からの“生え抜き”は、DF川口健二、烏谷聞多、FW西村完爾の3人。チームの過渡期を目の当たりにしてきた川口は「上を目指したいと決意して、このチームに残った」と力を込める。Jリーグ経験者が増え、練習環境も少しずつ整備されたが、「一番は楽しむ雰囲気から、勝つことに選手の意識が変わった」と川口はいう。

 3人とも予選リーグは全試合に出場。最終戦で先制点となるミドルシュートを決めた烏谷は「決勝リーグはチームの調子が上がるように初戦に懸けたい」と話す。西村は左ひざ負傷で戦線離脱だが、仲間に夢を託す。

 決勝リーグはFCMi-Oびわこ、ファジアーノ岡山、ニューウェーブ北九州との争い。上位2チームが自動昇格し、3位が入れ替え戦に回る。JFLの2チームがJ2に昇格した場合は、3位までが自動昇格になる。

 田中真二監督は「迷いなくプレーができていた。負けない力はある」と自信をみせる。昨年は予選リーグ敗退、一昨年は決勝リーグ4位で昇格を逃した。三度目の正直でチャンスをものにしたい。(今福寛子)(神戸新聞)



初戦は対FC Miーo びわこ kusatsu。2年前は初戦を落として、結局全敗。その轍を踏まずに先手必勝。

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