WBCの日本代表コーチ山田久志氏ら
2008年11月4日 スポーツ・WBCの日本代表コーチ山田久志氏ら
来年3月に開催される野球の国・地域別対抗戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表コーチに、元中日監督の山田久志氏(60)や前西武監督の伊東勤氏(46)ら6氏の就任が確実になった。山田氏は投手、伊東氏はバッテリーを担当する。王貞治コミッショナー特別顧問が4日、北九州市内で報道陣の取材に応え、認めた。12日に正式発表される。
通算284勝の山田氏はオリックス、中日で投手コーチも務めた実績を持つ。伊東氏は西武の黄金時代を捕手として支えたほか、監督として04年に日本一を経験している。
このほか、内野守備走塁コーチには、今季まで中日の野手総合チーフコーチを務めた高代延博氏(54)、ブルペンコーチには元中日で野球解説者の与田剛氏(42)が内定した。打撃、外野守備担当はそれぞれ、原辰徳・日本代表監督が率いる巨人から、篠塚和典打撃コーチ(51)、緒方耕一外野守備走塁コーチ(40)の現役コーチが起用される。
王特別顧問は「(コーチの人選について)報告は受けた。(現役コーチは)我々の時(第1回)にはいなかった。一歩踏み込んで、何としても勝ちたいという意気込みの表れだろう」と話した。
(毎日新聞)
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