・野村貴仁被告初公判

 覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた高知県春野町甲殿、元プロ野球投手、野村貴仁被告(37)の初公判が19日、高知地裁(片多康裁判官)で行われ、同被告が日本での現役時代、「グリーニー」と呼ばれる興奮剤を服用していたことを明らかにした。同被告が初めて公の場で認めたことで、球界の薬物疑惑が再燃する可能性が出てきた。

 高知地裁で行われた初公判。覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた野村被告は「間違いありません」と、起訴事実を認めたうえで、衝撃の告白を行った。日本プロ野球界で、現役の選手が薬物を使用していたことを、初めて公の場で明らかにしたのだ。

 「自分が(メジャー挑戦で)アメリカに行ってから違法と知って使わなくなりました」

 弁護士の「週刊誌にグリーニーを使ったと証言していますが、どういうことですか」という被告人質問に対し、同被告はこう答えた。

 脂ぎった長髪、伸び放題のヒゲ。96年に中継ぎとして、オリックスの日本一に貢献した左腕にその面影はなかった。

 グリーニーは覚せい効果のある興奮剤アンフェタミンの一種。錠剤が緑色(グリーン)であることから、こう呼ばれている。疲労を忘れさせ、集中力を増すなどの効果があるが、ほとんどの国で違法とされている。同被告はオリックス在籍時代、チームの外国人選手のすすめで口にしはじめ、同僚選手たちにも分け与えていたという。

 メジャーでも深刻な薬物問題を受け、日本プロ野球界も今年から、抜き打ちでドーピング検査を実施している。現在までに、“クロ”と判断されたケースはなく、現時点でのグリーニー使用はないと思われる。

 オリックスの機谷俊夫球団代表は「公判中でもあり、コメントは控えさせていただきたい」と困惑の表情を見せたが、同被告在籍時を知る球界関係者は「当時のことは確認のしようがないし、そういうこともなかったと認識している。彼個人の問題だろう」と、グリーニーによるチームの“汚染”を否定した。

 グリーニーに関しては昨年8月、“10人近いロッテの選手が服用している”と週刊朝日が指摘。ボビー・バレンタイン監督(56)と瀬戸山隆三球団代表(52)が聞き取り調査を実施したうえで、「そのような事実は一切ない」と完全否定していた。

 現時点では使用されていないと思われるグリーニーだが、過去に現役選手が国内で使用していたという告白は、改めて球界に衝撃を与えることになりそうだ。 (サンスポ)



>同被告在籍時を知る球界関係者は「当時のことは確認のしようがないし、そういうこともなかったと認識している。彼個人の問題だろう」と、グリーニーによるチームの“汚染”を否定した。

まあ、球界関係者レベルじゃ確認しようがないでしょう。

>青波在籍時代、チームの外国人選手のすすめで口にしはじめ、同僚選手たちにも分け与えていたという。

これらの選手の名前を野村がばらしたら… 当時の外国人選手は毎年2〜3人しかいなかったのだからある程度絞られますし…

どうかこの野村爆弾が不発でありますように… 実のところまだ実感がわかないのだが。いずれのんきなことも書けなくなるのかな?

コメント

nophoto
takechihannpeita
2006年12月20日20:47

TBありがとうございます。

もしこれが本当だとしたらトンデモナイ事態ですけど、今のところそういった該当者が出ていないのは幸いだと。

 ただ、外国人選手は危ないですね。言っておられるように数は少ないですから、いずれはアシはつくと思います。

 本当に不発である事を祈るのみです。

フクオ★アヤヤ
フクオ★アヤヤ
2006年12月20日20:58

>takechihannpeitaさん

実名は出せないのでイニシャルで書きますがある日突然打ち出したDJなんて思いっきり怪しいですよ… 

nophoto
takechihannpeita
2006年12月21日21:55

 バッチンだけを見ると「アヤシイ」レベルで終わってしまいますからね。水物だし。
 ただ、公判の行く末を見守るしかないですね。
「江夏豊」という前例もあるだけに。

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